今日はミケランジェロの誕生日なので、大塚国際美術館のすばらしさを伝えたい
ミケランジェロについて
誰もが知っているミケランジェロの正式名は長い!!
・ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ
・1475年3月6日-1564年2月18日
・イタリア盛期ルネサンス期[*1]の彫刻家、画家、建築家
父親が大理石採石場と小さな農園を経営していたため、「乳母の乳を飲みながら金槌の使い方と人物彫刻のコツをつかむことができた」と自身で言っている。
わずか14歳で一人前の画家として認められており、「サン・ピエトロ大聖堂」と「ダヴィデ像」はどちらも20代の作品だというのだから驚くばかりである。
大塚国際美術館について
西洋名画1000余点を陶板で原寸大に再現した美術館。日本に居ながら世界の美術館が体験できます。門外不出の「ゲルニカ」をはじめ戦争で分散していたエル・ グレコの大祭壇衝立の復元など画期的な試みもなされ、1,000余点の検品のために、ピカソの子息や各国の美術館館長、館員の方々が来日されたおりには美術館や作品に対して大きな賛同、賛辞を頂きました。
2019年末のNHK紅白歌合戦では、徳島県出身のシンガーソングライター、米津玄師さんがここから生中継で出演して話題になりました。
場所
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
TEL:088-687-3737
FAX:088-687-1117
※【臨時休館のお知らせ】が出ています。
2020年3月4日(水)~3月16日(月)
新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、臨時休館いたします。
作品
ミケランジェロの作品は、システィーナ礼拝堂天井画および壁画と聖家族(ドーニ家の聖家族)があります。
文豪ゲーテが、「この天井をみれば、われわれ人間がどれほどのことができるかがわかる」と驚嘆した「システィーナ礼拝堂天井画と壁画」は、複製と侮るなかれ。
息をのむし、その場から離れたくなくなる。
この1点だけでも鑑賞する価値があると言ってもいいくらい。
とは言っても、他にも素晴らしい作品ばかりで、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、エルグレコの部屋、聖マルタン聖堂、スクロヴェーニ礼拝堂、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、クロード・モネの「モネの庭」etc..........
楽しみ方
- 古代遺跡や礼拝堂などの壁画を大きさもそのまま、質感やキズ・落書きなども忠実に再現されているため、本当にリアル感を味わえます。
- 本来は難しい間近での鑑賞や撮影が可能。(ストロボ、フラッシュ、三脚等のカメラ固定具を使用しての撮影は不可。(商業目的の利用は厳禁)
近辺の観光
鳴門の渦潮
徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡で発生する渦潮。大潮の際には渦の直径は最大で30mに達するといわれ、渦の大きさは世界でも最大規模といわれる。
おわりに
大阪在住だったころは、鳴門周辺は日帰りで遊びに行けたので、すぐ隣りの淡路島は良く訪れていました。
大阪⇒神戸⇒淡路島⇒鳴門は、「明石海峡大橋」と「鳴門海峡大橋」の日本2大吊り橋をドライブして、到着するまでも絶景が楽しめて本当におすすめです。
もし時間に余裕があれば、地図上の小豆島の左側にはアートの島「直島」があります。こちらも是非回ってほしい。草間彌生さんのドットのカボチャは有名ですね。
季節はやはり春がおすすめです!
淡路島は北海道の美瑛町に負けないくらいの花畑が見事。
そして、この辺はおいしい鯛の産地。潮流の速い鳴門海峡でもまれた真鯛は一級品で春はまさに旬。ぜひ味わってほしいです。
*1:※盛期ルネサンスは15〜16世紀のイタリアを中心に興った表現様式で、それまでとは一線を画す写実的かつ自然主義・人間中心主義的な絵画や彫刻、建築から哲学までの潮流のことで、15世紀末〜16世紀初頭に隆盛した盛期ルネサンスで生まれた美術作品ではより自然な人体表現や構図、色使いが完成され、近現代美術にも多大な影響を与えました。盛期ルネサンスはわずか30年間ほどの期間だったにもかかわらず、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどの天才を輩出し、数々の傑作が生み出されています。